一応閲覧注意。出来れば15歳以上の方で・・・。
責任は取れませぬ・・・。
見る人によっては大したことないちょいぐろでえろです。
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ぐちゃ、ぐちゃ。
ぐちゃ、ぐちゃ。
彼はおいしそうに啜ってるみたいだ。
ボクにはちょっと理解できないけれど、彼が満足してくれるならいいのかもしれない。
──でも。
「出来れば、零さないようにしてほしいなぁ。」
洋服とかシーツとかカーペットとか。いちいち洗うの大変だよ。
でも彼は無視したまま、ずーっと啜ってる。・・・思わずため息ついちゃうよね。
そうしてる間にもまたシミが。深い深いシミが広がっていく。
ていうかボクの声ぐらいちゃんと聞いてくれてもいいのに。必死にならなくてもソレ、もう逃げないよ。
・・・別にすごい嫌、とかじゃないけれど、やっぱり理解できない。おいしいとは思えない。
獣の様に食い散らかしてた彼がボクの視線に気付いて作業を中断した。
「・・・んだよ。」
「あんまり周り汚さないでよ。ルルーやウィッチが遊びに来たときに誤魔化しきれないじゃん。」
「呼ばなきゃいい。・・・・・・コレもういらん。」
今まで散々夢中に食べていたモノを放って彼は立ち上がり部屋の入り口にいたボクと入れ替わる。
もういいったって・・・随分のこっちゃってるし。大体なんでボクが片付けなきゃいけないの。
言いたいことはたっぷりあったけど、下手に反抗するとボクだって・・・こうなってしまう。
近づいてよくよく見れば・・・暗がりでよく気付かなかったけど、シェゾってばなんでこう・・・中途半端なところしか食べないの。
頭の方は*した時に飛び散った*ミソの粒が残ってるし、*だって片方残っちゃって。あ、コレ綺麗な緑色。
身体の法はもう酷い。散らかしすぎ。ばらばらにしすぎ。無駄に解体するから空洞になった身体に血だまりできてるよ。
ていうか心*は綺麗に食べてる。腎*もないかな?珍しい・・・。大*と*腸は隣に伸ばして並べてあった。
「アルル。ソレを早く片付けろ。寝れん。」
入り口の方で清掃作業を高みの見物してる彼が、いつまでも始めないボクに苛立ったのか口出ししてきた。
「そういわれても」なんて口では反抗しつつも慌てて片づけを開始する。
彼の低い声がクク・・・と笑った。
「早く寝たいならベットに誘わなきゃよかったじゃん・・・ところでこの女の人、誰?」
「なんだ、そんな事が気になるのか?」
嘲笑う様な笑みで彼が近づいてくる。──身体がびくっと跳ねて、頭の中では警告音。
彼がついにボクの目の前に立って・・・そしてそのままボクを汚物が散らかる床に押し倒す。
あーまた始まった・・・いつものアレ、が。
ボクの上に彼が、いつもより低い声で耳に囁きかけて。
悲しい。すごく悲しい。彼にとってボクは、ボクにとって彼は。
「ボクはキミの食料でしかないんだね・・・。」
「大丈夫だ、アルル。お前は俺のたった一つの・・・最高のデザートだ。
最後まで取っておいてやる。それまではたっぷり愛でてやるよ。」
ここは汚い床の上だと言うのに。シェゾはボクの服に手をかけた。
服に手かけられたとはいえ、どうせ彼は今日もボクのを吸うだけなんだ。・・・何もしてくれやしない。
それが悲しいけれど、その裏でボクは安心していた。
──何故かって?何でだと思う?
じゅるり。と。
音が感覚が意識が声が身体が・・・どこかに飛んでいってしまう。
悲しい。彼にとってボクは甘くて極上の蜜。ボクにとって彼は──恐怖の対象。
可笑しいね。最初はお互いに好き合ってたのに、今じゃ見る影もないよね。
・・・今でも、彼は一応ボクが好きでいてくれてるのかなぁ。
そんなわけないよね。デザートを愛するなんて聞いたことないもん。
狂歌百題
021.
甘くて極上の蜜
お題配布サイト様 rァ
夢に見る、無限の蝶
直接表現多すぎてあんまぐろくない。ていうかシェゾどうしちゃったの。